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登記のない通行地役権と競売【最判3小平成25年2月26日】  ( 裁判例watching   ) 2013/10/16
◎ 最判(三小)平成25年2月26日(裁判所時報1574号51頁・判例時報2192号27頁)

 【判旨】

通行地役権の承役地が担保不動産競売により売却された場合において,
最先順位の抵当権の設定時に,
既に設定されている通行地役権に係る承役地が
要役地の所有者によって
継続的に通路として使用されていることが
その位置,形状,構造等の物理的状況から客観的に明らかであり,かつ,
上記抵当権の抵当権者がそのことを認識していたか又は認識することが可能であったときは,
通行地役権者は,特段の事情がない限り,登記がなくとも,買受人に対し,当該通行地役権を主張することができる。
 

【参照条文】

民法177条,民法280条

【引用判例】

最判(二小)平成10年2月13日(判例時報1633号74頁)
 

通行地役権の承役地が譲渡された場合において、
譲渡の時に、
右承役地が
要役地の所有者によって
継続的に通路として使用されていることが
その位置、形状、構造等の物理的状況から客観的に明らかであり、かつ、
譲受人がそのことを認識していたか又は認識することが可能であったときは、
譲受人は、通行地役権が設定されていることを知らなかったとしても、特段の事情がない限り、地役権設定登記の欠缺を主張するについて正当な利益を有する第三者に当たらない。