ホーム
弁護士紹介
事務所概要
相談・依頼
顧問弁護士について
アクセス
平田元秀ブログ
吉谷健一ブログ
topics
大阪高裁平成20年9月2...
「バテレンの世紀」と「潜...
留置場での一般面会日・時...
簡易裁判所の訴訟手続に関...
読者のお便り
一覧へ
CATEGORY
  弁護士の小話
  過去のニュース
  平和
  裁判例watching
  消費者問題
  司法のあり方
  刑事弁護・刑事裁判
  司法修習生の方へ
  民事弁護・民事裁判
  【法律相談】
  お便り
logo
管理画面へ
blog
兵庫県たつの市教委が19年前の児童の自殺を教師の体罰が原因と認めて謝罪。  ( 弁護士の小話   ) 2013/03/22

 

昨日(2013年3月21日)の報道で知りました。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130321/waf13032123390030-n1.htm

記事には,次のようにあります。

 19年前の小学生の自殺を、教諭の体罰が原因だったと認め、両親に謝罪した兵庫県たつの市教育委員会が21日、同市で記者会見し「長い年月がかかり申し訳なかった」と謝罪した。苅尾昌典教育長は両親が起こした民事訴訟の判決で、自殺と体罰との因果関係が認定されたため「控訴を断念した平成12年の段階で、市教委も体罰が原因という認識だった」と釈明した。

 小中高生の自殺件数をまとめている文部科学省への報告を「訂正することができると最近になって知り、当時『原因不明の事故死』と報告していたが自殺と訂正した」と説明した。

 この事件は,私の関与した弁護団事件の中でももっとも心に残っている(残り続けている)事件の一つです。今朝,お父さんがテレビの取材に応じて語っているのを見ました。
○ (息子さんの死を)まだ自分の中でうまく整理できていない。
○ 教育委員会が,体罰と自殺との関係を認めたのは,今日(2013年3月21日)がはじめてだ。
○ 体罰と自殺の関係を認め,謝罪したことは,いいことである。
○ これまでは,遺族受難の時代だった。今は学校受難の時代(かもしれないが),これからは対話の時代が始まる。本当にどうしなければならないか,同じ目標に向かって一緒に考えていく。そういう対話の時代。
 思い切りうなずきながら,お父さんの話を聞きました。
 たつの市教育委員会は,今この段階で,あえて,文部省に事実認識を訂正するという行動をし,それをマスコミに公表し,さらにご遺族に謝罪する行動をしました。勇気のある行動であったと思いますし,正しい行動だったと思います。たつの市教育委員会とご遺族とは,ようやく,対話の時代が始まったと思います。
 このたつの市の教育者の行動が,各地の学校,教育委員会に属する教師の,前向きで明るく正しく勇気ある行動を促すきっかけになれば,さらにすばらしいことだと思います。

 <平田元秀2013年3月22日wrote>