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日弁連会長選挙が再選挙に。  ( 司法のあり方   ) 2010/02/07

 

日弁連会長選挙が2月5日に投票され,即日開票されました。その結果再選挙となりました。


選挙規定では、全体で最多得票した候補者が、全国52弁護士会のうち3分の1(18会)以上で最多票を集めると当選します。

候補は,全国の消費者弁護士が力一杯応援した宇都宮健児さんと現執行部派の山本剛嗣さん(66)の2人です。
日弁連の仮集計の結果http://www.nichibenren.or.jp/ja/updates/100205.html
によると,
全国52弁護士会のうち,42弁護士会が宇都宮候補を会長に選びました。山本候補は,東京3会と大阪と釧路、和歌山、山口、香川、長崎の計9つの単位会でしか選ばれませんでした。
こんな状態なのに,票だけは,
山本さんは,9525票、宇都宮さんはが8555票。
こうしたおかしな結果となるのは,東京,大阪の執行部を支える派閥の締め付けが大きく影響しているわけですが,特に今回は,東京弁護士会の派閥締め付けが強烈だったようです。

法曹人口問題,法科大学院問題,予備試験問題,司法研修所における前期修習復活の問題,司法修習生の給費制の廃止を阻止する課題などどれをとっても,日弁連の現執行部はどうすることも出来ないでいます。地方の弁護士会が,被疑者国選制度を支え,法テラスや裁判員裁判など意見が分かれる課題についても現場で出会う経済的弱者や,被告人のために必至で法に基づく運用を支えています。その地方の意見と完全に乖離している会長が長年選ばれ続けている状況は,どう考えても正常とはいえません。
弁護士会では,現状の変革を求める流れがはっきりと主流になりつつあります。


<平田元秀wrote>