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① 治療関係費(その1 治療費等)

(1) 治療費・薬代

 治療費・薬代は,必要かつ相当な実費全額を損害と認定します。

 必要性,相当性がないときは,過剰診療・高額診療として,損害が否定されることもあります。

 過剰診療とは,診療行為の医学的必要性ないし合理性が否定されるものをいい,高額診療とは,診療行為に対する報酬額が、特段の事由がないにも拘わらず,社会一般の診療費水準に比して著しく高額な場合をいうものとされています。

 最近は,整形外科の分野で,過剰診療・高額診療という形で損害が否定されるケースは少なくなりました。

(2) 診断書料等文書料

 損害の調査・確認のため必要かつ相当な範囲で認められます。

(3) 装具・器具等購入費

 装具・器具等の購入に要した費用は,必要があれば認められます。

(4) 鍼灸,マッサージ費用,器具薬品代等

 症状により有効かつ相当な場合,特に医師の指示のある場合などは認められる傾向にあります(「赤い本」2003年版322頁[合本Ⅲ192頁]「東洋医学による施術費参照)。事案に応じて,有効性,相当性が認められる事実をきちんと提示していくことが望まれます。

(5) 温泉治療費等

 医師の指示があるなど,治療上有効かつ必要がある場合に限り認められます。認められる場合にも相当額に限定して認める裁判例が見られます。

(6) 入院中の特別室使用料

 医師の指示ないし特別の事情(症状が重篤,空き室がなかった等)があれば認められます。