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親権

子どもがいる夫婦が離婚を考えている場合,夫と妻のうち,どちらがその子の親権者になるのかを決めなければなりません。

 

1 親権者を決める基準,考慮要素

親権の問題で最も重要なことは,父と母のどちらを親権者にすることが,子どもの利益と福祉にとってより望ましいか,ということです。

その際,色々な諸般の事情が判断材料となります。たとえば,父母の年齢・性格・健康状態といった監護能力に関る事情や,資産・収入・職業などの経済的環境もありますし,これまで父と母のどちらが主に監護してきたかや,愛情のかけ方・程度はどのようなものだったか,また子どもの側の事情として,その子の年齢,性別,父母との結びつきも重視されます。

2 どのような点が重視されるか

 色々と考慮要素を挙げましたが,具体的にどのような点が重視されるのでしょうか。

 ア 現状の尊重

  たとえば,子どもが幼稚園や小学校に通っている場合など,転校しなければならないということはマイナスに働きます。

 イ 子の意思の尊重

  おおむね10歳前後から,意思を表明する能力があると考えられ,調査官面接でヒアリングしたりします。

  5,6歳の子どもの場合,周囲の影響を受けやすく,空想と現実とが混同される場合も多いので,たとえ一方の親に対する感情や意向を明らかにしても,それを重視するべきでないとされています。

 ウ 母親の優先

  特に幼い子どもの場合,母親の役割というものが重視される傾向にあります。

 エ 兄弟の不分離

  兄弟の中で揉まれて人格形成することが重要と考えられるからです。

 オ 監護能力

  例えば,昼間働いているのであれば,その間の養育はどうするのか,住む場所や生活環境なども重要になります。