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3.事案の概要

次に,本判決の事案の概要を,本判決の判示するところから述べると,次の通りです。
(1)基本データ
① 売買契約日:平成15年3月29日,
② 商品:指輪等3点,
③ 代金合計157万5000円,
④ 立替払契約日:平成15年3月30日,
⑤ 支払総額218万9250円,
⑥ 割賦回数・期間:平成15年5月~平成20年4月・60回),
⑦ 既払金:106万0850円,
⑧ 未払金:112万8400円
⑨ 支払停止月:平成17年10月
(2)その他の事案の概要
a)販売契約の問題点:
本件購入者は,平成15年3月,電話で勧誘を受けて,同月29日に本件販売業者の女性販売員と会い,同販売員に勧められて,同月,本件販売業者との間で本件売買契約を締結したが,本件売買契約の締結に至までの間,上記販売員が,長時間話し続け,本件購入者の手を握ったりするなどの思わせぶりな言動をしながら,宝飾品の購入を勧め,その間に,上記販売員の仲間数人が集まってきて,威圧的な態度で購入を迫るなどしたため,本件購入者は,帰宅を言い出すことができないまま,本件売買契約を締結するに至った。なお,本件商品については,後日,複数の宝石・貴金属取扱店において,併せて10万円程度であるとの査定がされた。
本件販売業者は,休業又は廃業の状態にある。
b)クレジット業者の電話確認状況:
平成15年3月30日,本件立替払契約の申込につき,意思確認が行われた。本件購入者は特に苦情を述べることはなかった。
c)本件クレジット業者の本件販売業者との取引:
遅くとも平成14年ころから取引があり,平成14年1月23日ころ,本件加盟店契約を締結した。
d)本件クレジット業者の苦情・相談受付状況
本件販売業者の販売行為については,平成14年には,各地の消費生活センターに,購入者からの相談が70件ほど寄せられていたが,本件あっせん業者が本件販売業者との間の取引につき購入者から初めて支払停止の申し出を受けたのは,平成15年4月15日であり,本件あっせん業者がそれまでに契約解除,取消し等をめぐって消費生活センター等から本件販売業者の販売行為に関する苦情,相談を受けたことはうかがわれない。