2011年6月5日 / 最終更新日時 : 2020年10月5日 ひめじ市民法律事務所 裁判例watching 適切な医療行為を受ける期待権の侵害(最判二小平成23年2月25日) 最判(2小)平成22年2月25日判タ2108号45頁 【要旨】 医師が患者に対し,適切な医療行為を受ける期待権の侵害のみを理由とする不法行為責任を負うことがあるか否かは,当該医療行為が著しく不適切なものである事案につい […]
2011年5月5日 / 最終更新日時 : 2020年10月5日 ひめじ市民法律事務所 平和 堤未果さんの「経済的徴兵制」と弁護士人口激増政策 5月3日,ジャーナリストの堤未果さんを講師に招き,5・3憲法を守るはりま集会が開催されました。講師のお話を会場で1時間15分あまりじっくりと聞きました。 そして,司法改革,弁護士人口激増路線,新自由主義について,再び […]
2011年5月5日 / 最終更新日時 : 2020年10月5日 ひめじ市民法律事務所 平和 2011年のはりま憲法集会(報告) 今年は,合唱団の歌と講師の演説が響き合う集会でした。 以下,備忘のため,記しておきます。 <第33回憲法を守るはりま集会> ・第33回憲法を守るはりま集会実行委員会主催 ・集会タイトル・記念講演題目「私たちが進み続ける理 […]
2011年3月1日 / 最終更新日時 : 2020年10月5日 ひめじ市民法律事務所 刑事弁護・刑事裁判 国選弁護人の報酬の負担… <国選弁護人の報酬を被告人が負担する場合のことについて> ◎ 国選事件で,裁判所が,国選弁護人の報酬を,被告人の負担とするときには,その旨の裁判が,判決の言い渡しと同時にあります。 判決言い渡しのとき,訴訟費用の負担に […]
2011年2月10日 / 最終更新日時 : 2020年10月5日 ひめじ市民法律事務所 弁護士の小話 市川マラソン10キロコースに修習生と出場! 2月20日、第35回兵庫市川マラソン全国大会に出場しました。 「姫路ラビトルズ」の公式行事としての参加です。 当事務所からは、私のほか、第64期司法修習生として現在司法修習を行っている杉田聡士君が出場し、10キロコース […]
2011年1月26日 / 最終更新日時 : 2020年10月5日 ひめじ市民法律事務所 平和 卒業式などで国歌斉唱等を定めた通達を憲法19条違反とした事例(東京地判平成18年9月21日) 東京地裁平成18年9月21日判決判例タイムズ1228号88頁 【事例】入学式・卒業式などの式典での国歌斉唱等を定めた通達及び校長の職務命令は憲法19条,教育基本法10条1項に違反するものであるとされた事例 来る1月28日 […]
2011年1月20日 / 最終更新日時 : 2024年7月9日 ひめじ市民法律事務所 倒産法制 破産法における「支払不能」の意義-東京地判平成22年7月8日 【追記あり】 東京地裁 平成22年7月8日判決 判例時報2094号69頁,金融商事判例1350号36頁 【判旨】 支払不能(破産法162条1項2号)は,弁済期の到来した債務の支払可能性を問題とする概念であることから,支払不能である […]
2011年1月18日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 ひめじ市民法律事務所 弁護士の小話 「トクヴィル 現代へのまなざし」 富永茂樹著 岩波新書2010年9月17日第1刷 を通読中です。 内田樹さんの「街場のアメリカ論」の示唆を受けて,トクヴィルまで広げてみようと思っています。 トクヴィルの『アメリカにおけるデモクラシーについて』は170年 […]
2011年1月18日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 ひめじ市民法律事務所 裁判例watching 醜状障害等級の男女間格差を憲法14条1項違反とした裁判例(京都地判平成22年5月27日) 京都地判平成22年5月27日判例タイムズ2093号72頁 一票の格差問題を除くと,久々の憲法14条(平等原則)違反に関する裁判例です。 【判旨】 労災保険の後遺障害別等級表のうち,「外貌の著しい醜状障害」(=顔の表面に […]
2011年1月14日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 ひめじ市民法律事務所 司法のあり方 刑法犯 8年連続減 (各紙報道) タイトルの見出しでの記事は, 2011年1月14日共同通信配信の記事。 http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011301000738.html 刑法犯、8年連続で減少 殺人も戦後最少 […]